イサキは長崎を代表する魚の一つで、『いっさき』と呼ばれ親しまれています。
夏を代表する魚としても知られています。それは、多くの魚が夏場には産卵を終えて味が落ちる中、イサキの産卵期は6~9月で夏場でも脂を蓄えたものが多く、また、産卵後も味の低下が少ないことが理由です。一方、冬場のイサキはというと、実はもっと脂が乗っていて美味しいのですが、深場に移動してしまったり餌をあまり取らなくなるので、漁獲が少なくなかなか手に入りません。一部では養殖も始まっており、冬場のイサキを気軽に食べることが出来るようになりつつあります。
イサキは磯臭さがなく、旨味の強い魚であることから、どんな料理にも合いますが、人気のあるのは塩焼きです。また、身と骨を使った潮汁はイサキの美味しい食べ方の一つです。もちろん刺身、特に昆布締めも忘れてはいけません。
231 イサキ
新しい記事